ハリアー買取相場(2026年9月)の概況
2026年9月時点のポイント
- 80系(2020年〜):国内需要・輸出需要が安定。3年落ちで残価率72〜83%
- 60系(2013〜2020年):10万km未満は底堅い。超えると急落するため注意
- 装備3点(サンルーフ・本革・JBL)で同条件より+20〜30万円の事例あり
- 中東輸出は2026年2月以降ルート変更も、ロシア向け迂回需要で下落を抑制
ハリアーは国産SUVの中でも人気・相場ともに安定した車種の一つです。特に2020年登場の80系は発売から6年が経過した現在も高いリセール水準を維持しており、3年落ちで新車価格の70%台後半という水準は同クラスの輸入車と比較しても優位です。
80系買取相場|年式・グレード別一覧
| 年式 | グレード | 動力 | 買取相場目安 | 残価率目安 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年式 | Z(HV) | HV | 310〜380万円 | 約83% |
| 2024年式 | Z(HV) | HV | 280〜340万円 | 約80% |
| 2023年式 | Z(HV) | HV | 250〜300万円 | 約76% |
| 2023年式 | G(ガソリン) | ガソリン | 230〜270万円 | 約72% |
| 2022年式 | Z(HV) | HV | 220〜265万円 | 約73% |
| 2021年式 | Z(ガソリン) | ガソリン | 180〜220万円 | 約68% |
| 2020年式 | G(ガソリン) | ガソリン | 155〜190万円 | 約62% |
注意:上記は参考値です。走行距離・修復歴・装備・査定時期により実際の査定額は大きく変わります。必ず複数業者への一括査定で実勢価格を確認してください。
60系買取相場|年式・グレード別一覧
60系ハリアー(2013〜2020年)は80系登場から6年が経過しましたが、国内中古需要・一部輸出需要で底堅い相場が続いています。
| 年式 | グレード | 走行距離 | 買取相場目安 |
|---|---|---|---|
| 2019年式(後期) | エレガンス(HV) | 〜5万km | 110〜140万円 |
| 2019年式(後期) | エレガンス(ガソリン) | 〜5万km | 100〜130万円 |
| 2017年式(後期) | プレミアム | 〜7万km | 80〜110万円 |
| 2015年式 | エレガンス | 〜8万km | 60〜85万円 |
| 各年式 | 各グレード | 10万km超 | 30〜60万円 |
60系の走行距離警告:10万kmを超えると査定額が急落します。9万km台の段階から複数社への査定を開始し、最高値を比較することを強く推奨します。
今売るなら80系・60系どちらが有利か?
判断フロー
国内・輸出双方の需要が安定しており、2026年9月時点は売り時として許容範囲。ただし走行距離が5万kmを超えると段階的に下落するため、乗り換え検討中なら早めの査定を。
10万km到達前に売ることが最優先。9万km台で複数業者に査定依頼し、最高値を引き出す作戦が有効。10万km超えると平均30〜50万円以上の減額になる。
ハリアーは業者によって40〜80万円の差が生じることがある。国内・輸出・オークション経由と販路が多様なため、1社だけへの査定は最も損するパターンです。
中東輸出変動がハリアー相場に与える影響
ハリアーは従来、UAE・カタール・サウジアラビアなど中東向け輸出需要が買取相場を下支えしていました。しかし2026年2月の地政学的変動によりホルムズ海峡封鎖情報が出て以降、UAE経由の中古車輸出ハブが機能停止状態に陥りました。
ポイント:UAE輸出が停滞する一方、ハリアーはロシア向け需要(中央アジア・ジョージア経由迂回ルート)の主力車種になりつつあるという情報があります。需要ルートが変化しているだけで、総需要は維持されているため相場への直接的な大幅下落は現時点では発生していません。
ただし情勢は流動的です。現在高い相場が続いている間に査定を取っておき、最高値が出た段階で売るという判断が合理的です。
査定額を20〜30万円上げる装備3点セット
ハリアーは同グレード・同走行距離でも装備の有無で査定額に大きな差が出るモデルです。特に効果が高い装備3点を解説します。
| 装備 | 査定への効果 | 注意点 |
|---|---|---|
| サンルーフ(パノラマ含む) | +10〜15万円 | 正常動作が確認できること |
| 本革シート | +8〜12万円 | 大きな傷・ひび割れなし |
| JBLプレミアムサウンド | +5〜10万円 | スピーカー全系統動作確認 |
| メーカーオプションナビ | +3〜8万円 | 純正品であること |
| 全周囲カメラ | +3〜5万円 | 正常動作であること |
注意:後付けで装備を追加しても査定額は上がりません。純正オプションのみが加算対象です。また装備を取り外して売ると、元々あった装備の分が減額されるケースがあります。
ハリアーの査定を最大化する5つのポイント
- 走行距離の節目を意識する:3万km・5万km・10万kmで査定額が段階的に下落します。乗り換えを検討中なら5万km以内に売るのが最も有利です。
- サンルーフ・本革・JBLは取り外さない:純正装備は査定額に加算されます。売却前に取り外すと損をします。
- 修復歴は隠さない:査定後に修復歴が発覚すると契約取り消しや損害賠償の原因になります。修復歴は正直に申告し、その分を複数業者間の競合で補うことが正しい戦略です。
- 法定点検・車検の整備記録を保管する:整備記録簿が揃っていると査定時に「維持管理が良好」とみなされ、数万円の差になることがあります。
- 複数業者への一括査定で業者間競合を起こす:ハリアーは需要が高く業者によって提示額が大きく異なります。最低でも3社以上に査定を依頼し、最高値を出した業者と交渉することが必須です。
一括査定で高く売る手順
車検証・走行距離・グレード(G/Z/S等)・装備(サンルーフ有無等)を確認します。
1回の入力で複数の買取業者に情報が届き、最高値を競わせる仕組みです。
「他社でこの金額が出ている」と伝えることで追い上げを引き出せることがあります。
任意保険の解約・自賠責の承継確認・住所変更書類の準備を行います。
よくある質問
80系ハリアーの買取相場は年式・グレードで異なります。2025年式Z(ハイブリッド)で310〜380万円、2023年式Gで230〜270万円、2021年式Zガソリンで180〜220万円が目安です(2026年9月時点)。3年落ちの残価率は約72〜83%と高水準を維持しています。
60系ハリアー(2013〜2020年)は80系登場後も底堅い相場が続いています。2019年式エレガンス(後期)で100〜130万円、2017年式プレミアムで80〜110万円、2015年式エレガンスで60〜85万円が目安です。10万km超えから査定が急落するため、10万km未満での売却が推奨されます。
査定額アップに効果的な装備3点セットは①サンルーフ(パノラマサンルーフ含む)、②本革シート、③JBLプレミアムサウンドシステムです。これらが揃っていると同条件の車両より20〜30万円高く評価されることがあります。純正オプションを外さずに査定に出すことが重要です。
2026年2月のホルムズ海峡封鎖でUAE経由の輸出ハブが機能停止しましたが、ハリアーはロシア向け迂回需要(中央アジア経由)の主役として需要が移行しているため、相場への影響は限定的です。ただし情勢次第で変動する可能性があるため、売り時の判断に注意が必要です。
80系(2020年〜)は国内・輸出両方の需要が安定しており、2026年9月時点では売り時として許容範囲です。ただし走行距離が5万kmを超えると査定が段階的に下がるため、乗り換え予定がある場合は早めの査定が有利です。60系は10万km超えで急落するため、超える前に動くことを推奨します。