ノア買取相場(2026年9月)の概況
2026年9月時点のポイント
- 90系(2022年〜):HVが高値優位。2026年式は430万円から385万円に調整局面
- 80系(2014〜2021年):10万km超でも底堅い。世界中に中古需要あり
- ガソリン→マレーシア需要 / HV→シンガポール需要が相場を下支え
- S-Zは同条件のZより30〜50万円高い査定額が出るケースあり
ノアは「国内でいくら」ではなく「世界でいくら」で売る車です。東南アジア・中東・アフリカなど世界的に中古需要があり、年式・走行距離にかかわらず業者間で競合が発生するモデルです。特に90系のハイブリッドはシンガポール向け輸出需要が旺盛で、国内相場を引き上げる要因となっています。
90系買取相場|年式・グレード別一覧
90系ノアは2022年1月に登場。ガソリン・ハイブリッドともにS-Z・Z・Gの3グレード構成です。
| 年式 | グレード | 動力 | 買取相場目安 | 残価率目安 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年式 | S-Z(HV) | HV | 360〜420万円 | 約95% |
| 2024年式 | S-Z(HV) | HV | 320〜375万円 | 約90% |
| 2023年式 | S-Z(HV) | HV | 290〜340万円 | 約85% |
| 2023年式 | Z(HV) | HV | 260〜310万円 | 約80% |
| 2023年式 | Z(ガソリン) | ガソリン | 200〜250万円 | 約70% |
| 2022年式 | S-Z(HV) | HV | 270〜320万円 | 約82% |
| 2022年式 | G(HV) | HV | 240〜285万円 | 約78% |
注意:2026年式のノアHVは2026年5月時点で430万円前後から385万円に調整されています。高年式の相場は需給変化で動きやすいため、売却を検討中の場合は早めに複数業者で査定を取ることをおすすめします。
80系買取相場|年式・グレード別一覧
| 年式 | グレード | 動力 | 買取相場目安 |
|---|---|---|---|
| 2021年式(後期) | Si(ガソリン) | ガソリン | 90〜120万円 |
| 2019年式(後期) | Si(ガソリン) | ガソリン | 75〜100万円 |
| 2018年式 | ハイブリッドSi | HV | 80〜110万円 |
| 2016年式 | Si(ガソリン) | ガソリン | 55〜80万円 |
| 2014年式 | Si(ガソリン) | ガソリン | 35〜60万円 |
ガソリン vs ハイブリッド 輸出需要の違いと査定への影響
競合記事の多くが「輸出需要あり」と書くだけで終わっていますが、ノアの場合は動力別に輸出先が異なるという特徴があります。
| 動力 | 主な輸出先 | 需要の特徴 | 査定への影響 |
|---|---|---|---|
| ハイブリッド | シンガポール | EV規制・環境規制が厳しく低排出モデルの需要が高い | 国内相場より高い評価につながりやすい |
| ガソリン | マレーシア・バングラデシュ等 | 価格優先の中古需要。年式問わず安定した需要 | 国内相場の底を引き上げる効果 |
| 共通(古い年式) | アフリカ・中東 | 耐久性重視。10万km超でも商用利用で需要 | 10年超でも査定がつく理由 |
このため、「ハイブリッドだから確実に高い」とは必ずしも言えず、グレード・走行距離・装備との組み合わせで最終的な査定額が変わります。複数業者への一括査定で実勢価格を確認することが重要です。
S-Z・Z・Gグレードで査定額はどう変わる?
| グレード | 主な差別化装備 | Gとの査定差(目安) |
|---|---|---|
| S-Z(最上位) | 電動スライドドア両側・JBLサウンド・パノラミックビューモニター | +40〜60万円 |
| Z(中位) | 電動スライドドア両側・バックカメラ | +20〜30万円 |
| G(標準) | 電動スライドドア片側 | 基準 |
S-Zは国内・輸出どちらの需要でも評価が高く、同年式・同走行距離のGと比べて40〜60万円以上の査定差が出ることがあります。乗り換えを検討中の場合は「今のグレードが何か」を確認してから査定に臨みましょう。
10年落ち・10万km超のノアでも売れる理由
なぜ古いノアでも値がつくのか?
ノアはトヨタの品質が世界的に評価されているモデルです。東南アジア・中東・アフリカでは「10年乗れる丈夫な国産ミニバン」として高い需要があり、国内では商品にならない走行距離・年式でも輸出業者が積極的に買い取ります。
- アフリカ向け:15〜20年落ちでも「働く車」として需要がある
- 中東向け:10万km超でも家族向けミニバンとして売れる
- 業者が競る:国内では値がつかなくても輸出業者が介入することで競合が発生し、査定額が上がるケースも
「古すぎて売れないだろう」と思わず、一括査定で試してみることが重要です。特に走行距離が多い・年式が古い場合は、輸出専門業者が含まれる一括査定サービスを利用することが高値の近道です。
ノアの査定を最大化する5つのポイント
- グレードを正確に把握する:S-Z・Z・Gで数十万円の差があります。車検証と装備で正確に確認してください。
- 両側電動スライドドアの動作確認:ドアが正常に動作しない場合は大幅減額の対象。事前に確認し、問題があれば修理と査定減額の損得を計算しましょう。
- 走行距離の節目(5万・10万km)前に動く:特に10万kmを超えると国内需要での評価が急落します。輸出需要はつきますが、できる限り10万km以内に売ることが有利です。
- 純正ナビ・ドラレコを外さない:純正装備は査定額に反映されます。後付けに換えると純正の査定分がなくなります。
- 複数業者への一括査定で競合させる:輸出業者・買取専門店・オークション業者など販路が異なる業者に同時査定させることで最高値が引き出せます。
一括査定で高く売る手順
S-Z/Z/G・ガソリン/HV・年式を手元に準備します。
1回入力で複数業者が競い合います。輸出業者が含まれるサービスを選ぶと高値になりやすいです。
「他社でこの金額が出た」と伝えることで追い上げを引き出せることがあります。
売却後は任意保険解約・自賠責確認・車庫証明抹消を行います。
よくある質問
90系ノアの買取相場は2026年9月時点で、2022〜2023年式ハイブリッドS-Zで290〜340万円、2022〜2023年式ガソリンZで200〜250万円、2022年式ハイブリッドGで240〜290万円が目安です。ハイブリッドはシンガポール向け、ガソリンはマレーシア向けの輸出需要が相場を支えており、国内相場に上乗せされています。
80系ノア(2014〜2021年)は90系登場後も根強い中古需要が続いています。2020年式Si(後期)で90〜120万円、2018年式Si(前期後半)で70〜100万円、2016年式ハイブリッドSiで80〜110万円が目安です。走行距離10万km超でも輸出需要がつくため、他の車種より相場が底堅いのが特徴です。
90系ではハイブリッドが高くなるケースが多いです。ハイブリッドはシンガポール向け輸出需要が特に強く、ガソリンはマレーシア向けで需要がつきます。国内では燃費需要でもHVが優位です。ただし状態・走行距離・装備によって逆転することもあるため、一括査定で実際の市場価格を確認することが重要です。
売れます。ノアは「国内でいくら」ではなく「世界でいくら」で売る車です。東南アジア・中東・アフリカなど世界中に中古需要があり、10年落ち・走行距離10万km超でも一定の買取額がつきます。ただし修復歴の有無・車体の傷・エンジン状態が査定で重視されるため、正確な査定は複数業者に確認することが必要です。
はい、大きく変わります。90系ではS-Z(最上位グレード)がZより30〜50万円高い査定になるケースが多いです。S-Zには電動スライドドア両側・JBLサウンド等の装備が加わるため、国内・輸出どちらの需要でも評価が高くなります。同年式・同走行距離でもグレードの違いが大きな差になります。