ホーム › 走る普通車を売る › 10年落ち・10万キロの車は売れる?
最終更新日:2026年3月21日
あなたの状況は?
10年落ち・10万キロ超の車は「もう値段がつかない」と思われがちですが、実際には買取価格がつくケースが少なくありません。
買取相場は車種・グレード・状態・地域によって大きく異なるため、一概に「○万円」とは言えません。ただし、大まかな傾向として以下のような目安があります。
| 車種のタイプ | 10年落ち・10万キロの相場傾向 |
|---|---|
| 海外人気のSUV(ランドクルーザー等) | 100万円以上つくことも珍しくない |
| 国内人気のミニバン(アルファード等) | 数十万円の値がつく傾向 |
| コンパクトカー・軽自動車 | 数万円〜十数万円程度の傾向 |
| 不人気セダン・過走行の輸入車 | 数万円以下、または値段がつきにくい傾向 |
日本では「10万キロ=寿命」というイメージがありますが、現代の車の性能を考えると必ずしもそうとは言えません。10年落ち・10万キロ超でも値段がつく理由は主に3つあります。
日本の中古車は海外で高い評価を受けています。東南アジア・アフリカ・中東などでは、10万キロ超の車でも「まだまだ走れる」として高い需要があります。特にトヨタ・日産・三菱のSUVやピックアップトラックは、海外向け輸出で高値がつく傾向があります。
走行に問題がある車でも、エンジン・トランスミッション・ドア・ライトなどのパーツには価値があります。また、車体に含まれる鉄・アルミ・レアメタルなどの素材も資源としての価値を持っています。そのため、たとえ「走る車」としての価値がなくても、完全に0円にはなりにくいのです。
ランドクルーザー・ジムニー・ハイエースなどは、年式や走行距離に関係なく国内でも高い人気を維持しています。これらの車種は10年落ち・10万キロ超でも、状態が良ければ驚くほどの査定額がつくことがあります。
車を高く売るコツについて詳しくは「車を高く売る方法」も参考にしてください。
10年落ち・10万キロ超の車がどの程度の評価を受けるかは、車種のタイプによって大きく変わります。
| 車種タイプ | 買取の期待度 | 値段がつく理由 |
|---|---|---|
| SUV・クロカン | 高い | 海外輸出需要が非常に強い。特にトヨタ系は高値安定 |
| ミニバン | やや高い | 国内でのファミリー層需要。アルファード・ヴォクシー等は特に人気 |
| 商用車・バン | 高い | ハイエース等は海外需要が極めて高い。20万キロ超でも値がつく |
| 軽自動車 | 普通 | 国内での実用需要あり。ただし車種によって差が大きい |
| コンパクトカー | 普通 | 海外需要あり。ただし高額は期待しにくい |
| セダン | やや低い | 国内需要は低下傾向。一部高級車を除き低めの査定が多い |
| スポーツカー | 車種次第 | 希少車種は高騰することも。一般的なスポーツカーは低めの傾向 |
| 輸入車 | やや低い | 維持費の高さから敬遠されがち。ただしBMW・ベンツは一定の需要あり |
10年落ちの車を保有している方が見落としがちなのが、新車登録から13年経過すると自動車税が約15%重課されるという制度です。
| 排気量 | 通常の税額(年額) | 13年超の税額(年額) | 増額分 |
|---|---|---|---|
| 1.0L以下 | 25,000円 | 28,750円 | +3,750円 |
| 1.0L超〜1.5L | 30,500円 | 35,175円 | +4,675円 |
| 1.5L超〜2.0L | 36,000円 | 41,400円 | +5,400円 |
| 2.0L超〜2.5L | 43,500円 | 50,025円 | +6,525円 |
| 2.5L超〜3.0L | 50,000円 | 57,500円 | +7,500円 |
13年を超えると毎年の税負担が増えるだけでなく、車の買取価格も下がっていく傾向があります。10年落ちの今が、売却を検討するタイミングとしては適していると言えます。
自動車税の重課制度について詳しくは「13年経過で自動車税はいくら上がる?」で解説しています。
年式が古く走行距離が多い車でも、売り方次第で査定額は変わります。以下の5つのポイントを押さえてください。
複数社を比較する具体的な方法については「車買取で複数社を比較する方法」で詳しく解説しています。
ディーラーや一部の業者から「この車には値段がつきません」と言われても、そこで諦める必要はありません。
ディーラーの下取りは、自社で再販できる車に高い値段をつける仕組みです。10年落ち・10万キロ超の車はディーラーにとって再販しにくいため、低い評価になりがちです。しかし、これは「その業者にとっての価値がない」だけであり、車自体に価値がないわけではありません。
業者の販路が異なれば、同じ車でもまったく違う査定額が出ます。「0円」と言われた車に10万円以上の値がつくことも実際にあります。
10年落ちの車を売却する前に、以下の項目を確認しておきましょう。
| 確認項目 | 内容 | チェック |
|---|---|---|
| 車検証 | 有効期限を確認。名義が自分になっているか(親名義の場合) | □ |
| 整備記録簿 | 過去のメンテナンス記録。あると査定額アップの傾向 | □ |
| スペアキー | 紛失していないか確認。揃っていると加点要素 | □ |
| 取扱説明書 | 車種の取扱説明書・ナビの説明書など | □ |
| 自動車税の納付 | 未納があると売却手続きに影響する場合あり | □ |
| 車内外の清掃 | 洗車・車内清掃で第一印象を良くする | □ |
| 修復歴の確認 | 過去の事故修復歴を正直に申告する | □ |
| ローン残債 | 残債がある場合は完済が必要。所有権留保の確認 | □ |
10年落ちでも諦めないでください
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