過走行10万キロの車でも売れる?買取価格の実態と高く売るコツ【2026年版】
最終更新:2026年4月30日
結論:10万キロ超でも売れる。ただし査定額は下がる傾向
- 基本方針
- 走行10万キロ超でも買取は可能。「売れない」は誤解
- 査定への影響
- 5万km台と比べると査定額は下がる傾向。ただし車種・状態次第で差が大きい
- 有利な車種
- ランクル・ハイエース・ジムニー・スバルAWD車など海外輸出需要が高い車種は強い
- 最重要アクション
- 過走行対応業者・輸出業者を含む複数社への一括査定が必須
「10万キロ=売れない」は誤解です
「走行距離が10万キロを超えると買取に出せない」と思っている方も多いですが、これは誤解です。
現在の国産車は品質・耐久性が大幅に向上しており、適切なメンテナンスが行われていれば15〜20万キロ以上走行しても機関が良好な車は多く存在します。買取業者もそのことを理解しており、10万キロ超の車でも「乗れる状態」であれば買取対応してくれる業者は多数あります。
ただし注意点もあります:10万キロ超の車は、走行距離が少ない同型車と比べると査定額が下がる傾向があります。「売れるかどうか」と「いくらで売れるか」は別の問題です。
走行距離と査定額の関係
走行距離は査定の重要な要素のひとつです。一般的な傾向として、以下のように査定額に影響します。
| 走行距離 |
査定上の位置づけ(一般的な傾向) |
| 〜3万km |
「低走行」として高評価。相場の上限に近い |
| 3〜5万km |
標準的な評価帯 |
| 5〜8万km |
やや走行多めの評価。年式次第で10〜20万円程度下がる場合も |
| 8〜10万km |
「走行多め」の評価になりやすい。整備記録が重要に |
| 10〜15万km |
過走行扱い。査定額は下がるが、車種・状態次第で差が大きい |
| 15万km超 |
さらに査定額が下がる傾向。廃車・輸出専門業者も視野に |
10万キロで「ガクッと下がる」わけではない
よく「10万キロを超えると査定額がガクッと下がる」と言われることがありますが、実際には走行距離の増加に伴って段階的に下がっていく傾向があります。10万キロという数字自体に特別な閾値があるわけではなく、状態の良さ・整備記録・車種によって判断が異なります。
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10万キロ超でも高く売れやすい車種・カテゴリ
走行距離が多くても相対的に高い評価が得られやすい車種・カテゴリがあります。
海外輸出需要が高い車種
- トヨタ ランドクルーザー系:中東・アフリカ・オーストラリア向けの需要が非常に高く、15万km超でも高値がつくケースが多い
- トヨタ ハイエース:東南アジア向け輸出需要が旺盛。走行距離よりも「動くかどうか」が重視されることも
- スズキ ジムニー:国内でも希少性が高く、過走行でも需要が衰えにくい
AWD・4WD車全般
スバルのAWD車(インプレッサ・フォレスター・アウトバック等)やトヨタのSUV系は、雪国需要と海外輸出需要の両面から過走行でも需要が維持されやすい傾向があります。
ハイブリッド車(状態次第)
プリウス・アクア等のハイブリッド車は燃費性能への需要から過走行でも関心を持つ買取業者がいます。ただしバッテリーの状態(劣化具合)によって評価が大きく変わる点に注意が必要です。
逆に過走行で査定が厳しくなりやすい車種
- 輸出需要の少ない国内専用コンパクトカー(一部)
- 修理費用がかかりやすい輸入車(部品供給の問題も)
- 既に相場が低い年式の古い車(廃車業者対応になる場合も)
10万キロ超でも高く売れる条件
走行距離が多くても、以下の条件が揃っている場合は相対的に高い査定が期待できます。
整備記録簿(メンテナンスノート)がある
走行距離が多い車ほど、整備履歴の有無が査定に影響します。オイル交換・定期点検・タイミングベルト交換等の記録が揃っている車は、「適切に管理されてきた車」として評価されやすい傾向があります。
修復歴がない
過走行+修復歴ありは査定額が大きく下がる要因になります。修復歴なし(骨格修正なし)の車は走行距離が多くても相対的に有利です。
機関が良好(エンジン・ミッションに問題がない)
エンジンの始動性・異音・オイル漏れがなく、変速機の動作が正常であることが最低限の条件です。機関が良好な過走行車は、廃車より買取の方が高い評価になることがほとんどです。
内外装が概ね良好
走行距離が多くても、内外装の状態が良い車は印象が良くなります。特に内装の清潔さは査定担当者の印象に影響します。
専門業者への依頼がおすすめな理由
10万キロ超の過走行車の場合、通常の買取業者だけでなく「専門業者」への相談も有効です。
輸出専門業者
走行距離が多くても海外市場向けの販路を持つ輸出専門業者は、国内業者より高い評価を提示することがあります。特にランクル・ハイエース・ジムニー・プリウス等は輸出業者が積極的に買い取る傾向があります。
廃車・事故車専門業者(最終手段として)
機関に問題がある車・不動車・修復歴ありで通常業者の査定が極端に低い場合は、廃車・事故車専門業者への相談も選択肢のひとつです。ただし走行可能な状態であれば、通常の買取業者の方が高くなるケースが多いため、まずは通常業者への査定依頼を優先することをおすすめします。
一括査定が有効な理由:過走行車は業者によって査定額の差が特に大きくなりやすい傾向があります。A社が5万円と言った車でも、B社が15万円と言うことは珍しくありません。1社だけで諦めず、複数業者への相談が非常に重要です。
過走行車を少しでも高く売るためのコツ
1. 複数業者への一括査定(最重要)
過走行車こそ、1社での判断は禁物です。輸出業者・国内業者・廃車業者など、複数の視点で査定を比較しましょう。
2. 整備記録簿を必ず提示する
走行距離が多いからこそ、「きちんと整備してきた」証拠が重要です。記録簿は必ず査定時に提示しましょう。
3. 売るなら早めが基本
過走行車は時間が経つほど走行距離が増え、年式も古くなります。売ることを決めたら、できるだけ早めに動くことをおすすめします。
4. 洗車・清掃で印象を上げる
走行距離が多い車の場合、外観・内装の清潔さで印象が変わりやすいです。査定前に洗車・車内の清掃を行いましょう。
5. 車の状態を正直に申告する
エンジン異音・オイル漏れ・内装の傷み等を隠すことはリスクになります。正直に状態を申告した上で複数業者に見積もりを依頼し、最も条件の良い業者を選ぶのが最善です。
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よくある質問
Q. 走行10万キロ超の車は買取してもらえますか?
走行10万キロ超でも買取は可能です。国産車の場合、現在の品質水準では10万キロが「車の寿命」ではなくなっています。ただし査定額は下がる傾向があるため、複数業者に査定を依頼して比較することが重要です。
Q. 10万キロ超の車でも高く売れる車種はありますか?
ランドクルーザー・ハイエース・ジムニー・プリウス(初代〜2代目)・スバルAWD車などは走行距離が多くても需要が高く、10万キロ超でも相応の査定が期待できる傾向があります。海外輸出需要が高い車種も過走行に強い傾向があります。
Q. 走行距離が多い車は修復歴があると査定はどうなりますか?
走行距離が多い上に修復歴がある場合、査定額はさらに下がる傾向があります。ただし状態によっては廃車・事故車専門業者が対応してくれる場合があります。一般的な買取業者で低い査定が出た場合でも、専門業者に相談することで別の評価が得られる場合があります。
Q. 過走行車は廃車にした方がいいですか?
過走行でも走行可能な状態であれば、廃車より買取・売却の方が高い評価が得られる場合が多いです。廃車はエンジン不動・修復不能な損傷がある場合の最終手段と考え、まず複数の買取業者に査定を依頼することをおすすめします。
Q. 整備記録簿がない過走行車は査定に影響しますか?
整備記録簿がない場合、整備状況が不明として査定が下振れする可能性があります。記録簿がある車と比べて不利になる傾向がありますが、外観・エンジン状態・機関の良好さで補える部分もあります。走行距離が多い車ほど記録簿の有無が評価に影響しやすい傾向があります。
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※本記事は2026年4月時点の情報をもとに作成しています。査定額は車の状態・市場状況により変動します。掲載の内容はあくまで一般的な傾向であり、特定の査定額を保証するものではありません。