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車を年末年始に売るのは損?得?時期別の相場と売り方【2026年版】
最終更新日:2026年9月10日
この記事の結論
- 12月下旬〜1月上旬の年末年始は査定額が下がりやすい(オークション休会で業者が慎重になるため)
- 1月中旬〜2月は"隠れ買取ハイシーズン"(在庫補充需要で業者が積極的になる)
- 廃車・不動車は年末年始の影響を受けにくい(スクラップ相場が主な決定要因)
- 年末に査定だけ取って、年明けに売る戦術が最もリスクが低い
「年末に車を売ると損をする」という話を聞いたことがある方は多いはずです。しかし実際のところ、年末年始の査定額はどのくらい下がるのか、そもそも下がるのかどうか、業者の休業期間はどうなっているのか——具体的な情報が少なく困っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、年末年始の中古車市場の動き・業者の営業状況・オークション休会の影響・「1〜2月が実は狙い目」な理由まで、元自動車買取スタッフの視点でわかりやすく解説します。
年末年始に査定額が下がる理由
年末年始は多くの買取業者で査定額が下がる傾向があります。主な理由は3つです。
理由1:大手オークションが休会するため
買取業者は仕入れた車をオークション(USS・TAA・JU等)に出品して利益を得ます。年末年始はこれらの主要オークションが一斉に休会期間に入るため、業者は「買い取っても年明けまで売れない」状態になります。
売れない在庫を抱えるリスクを避けるため、買取価格を意図的に低く設定する業者が増えるのです。
主要オークションの年末年始休会目安(例年):
USS・TAA・JU系は12月末〜1月3日前後が休会になることが多いです。ただし年によって異なるため、正確な日程は各オークション運営会社の公式サイトで確認してください。
理由2:年式が変わって査定額が下がる
中古車の査定では「年式」が重要な評価項目のひとつです。年式は一般に「初度登録年月」を元にしており、1月1日を境に「○年式」から「○+1年式」に切り替わります。
たとえば2024年3月登録の車は「2024年式」ですが、2025年1月1日以降に売ると「1年落ち」として扱われる場合があります(自動車業界では12月末〜1月初が年式の切り替えタイミングとして意識されます)。
特に注意が必要なケース:年内(12月)に売るか年明け(1月)に売るかで、査定額に数万円の差が出ることがあります。年式の繰り上がりを避けたい場合は12月中旬までに売却手続きを完了させるのがおすすめです。
理由3:業者の繁忙期で対応が手薄になる
年末は人員が限られ、査定の予約が取りにくくなる業者もあります。また「とりあえず年内に売りたい」という売り手が増えるため、業者が強気な(低い)査定額を出しても成約しやすい状況になります。
オークション休会期間と業者の動き
買取業者の査定額は、オークションの動向と密接に連動しています。年末年始のオークション休会が業者の行動にどう影響するかを知っておくと、交渉で有利に動けます。
| 時期 | オークション状況 | 業者の買取姿勢 | 売り手への影響 |
| 11月〜12月上旬 | 通常開催 | 積極的〜やや積極的 | 比較的高値が出やすい |
| 12月中旬 | 通常開催(年末に向け在庫調整) | やや慎重 | 普通 |
| 12月下旬〜1月上旬 | 休会中 | 消極的(在庫リスク回避) | 査定額が下がりやすい |
| 1月中旬〜2月 | 再開・在庫補充需要 | 積極的 | 高値が狙いやすい |
| 3月 | 決算期・繁忙期 | 非常に積極的 | 年間最高値になりやすい |
オークション再開直後の1月中旬〜2月は、業者が在庫を急いで補充したいため、通常より高い買取価格を提示するケースが増えます。この時期は意外と"買取ハイシーズン"になることがあります。
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月別・査定額の傾向まとめ
年間を通じた月別の査定傾向を整理します。あくまでも目安であり、車種・状態・相場によって大きく異なる点にご注意ください。
| 月 | 査定傾向 | 主な理由 |
| 1月上旬 | 低め | 年末年始休暇・オークション休会明け直後 |
| 1月中旬〜 | 回復・上昇 | 在庫補充需要・オークション再開 |
| 2月 | 高め | 在庫不足続く・積極買取 |
| 3月 | 年間最高値水準 | 決算期・新生活需要・最多流通 |
| 4〜5月 | 普通 | GW前後で多少変動 |
| 6〜8月 | 普通〜やや低め | 夏は中古車が動きにくい |
| 9月 | 高め | 秋の新車発売・在庫補充需要 |
| 10〜11月 | 普通 | 安定期 |
| 12月上旬〜中旬 | 比較的高め | 年式更新前の駆け込み需要 |
| 12月下旬 | 低め | オークション休会・業者在庫抱えリスク |
ポイント:年間で最も査定額が高くなりやすいのは「3月」と「9月」です。年末年始は避けられるなら避けた方が無難ですが、1〜2月は実は狙い目です(次のセクションで詳しく解説)。
1〜2月が"隠れ買取ハイシーズン"な理由
競合サイトのほとんどが「年末年始は避けろ」と言うだけで終わっていますが、実は1月中旬〜2月は穴場の高値買取シーズンになることがあります。これは他の売り手が年末年始を避けて「3月まで待とう」と先送りにするため、市場に出回る車が少なくなるからです。
業者視点から見た1〜2月の実態
- 年末年始休会中に在庫が激減——オークション再開直後、業者は仕入れに飢えた状態になる
- 売り手が少ない——「年末年始を避けた売り手」が市場に少なく、競争が起きやすい
- 新春キャンペーン——1月は集客を狙ったキャンペーンを打つ業者も多い
- 3月の繁忙期に向けた仕込み——3月の商戦に合わせて早めに在庫を積む動きが出る
実体験からの補足(carjoho.com編集部):元自動車買取スタッフの経験では、1月中旬〜2月に「在庫が欲しいから少し高めに出す」という場面が実際にありました。12月末に「年末年始を避けて1月に出直す」と言って帰ったお客様が、翌月に満足のいく価格で売れたケースもあります。あくまで車種や状態によりますが、1〜2月を積極的に狙う価値はあります。
廃車・不動車は年末年始の影響を受けにくい
ここまでは主に走行可能な普通車の話をしてきましたが、廃車・不動車・古い車(10年超)はオークション相場の季節変動の影響をあまり受けません。
廃車の査定額を決める要因
- 鉄スクラップ相場——金属リサイクル市場の価格(季節より世界的な鉄鋼需要が影響)
- 部品の流通価格——リビルト部品・中古部品の需要(車種による)
- 業者の処理キャパシティ——廃車専門業者の引き取り可能台数
これらはすべてオークションの季節変動とは別の要因で動くため、年末年始だからといって廃車の査定額が大きく下がることは少ないです。
廃車・不動車は年末年始でも相談OK:「動かない車をどうにかしたい」「年内に廃車にしたい」という場合は、季節を気にせず廃車専門業者に相談してみましょう。年末年始でも対応している業者は多くあります。
廃車の相場・業者選びはこちら
年末に売るなら「査定だけ先取り」戦術
どうしても年末に売却を検討しているが、査定額が下がるのが心配——そんな方におすすめなのが「年末に複数社の査定額だけ取っておき、年明けに改めて判断する」という戦術です。
「査定先取り」の流れ
- 12月上旬〜中旬:一括査定サービスで複数社に査定依頼
- 12月中旬まで:各社から査定額を受け取る(年内の「良い時期」の相場感をキャッチ)
- 年末年始:焦らず相場を比較・検討
- 1月中旬以降:再度査定を依頼し、年末の金額と比較してより良い方を選択
査定の有効期限に注意:各社の査定額には有効期間があり、一般的に1〜2週間程度で失効することが多いです。「年末に取った査定額を1月まで使う」のは難しいため、基本的には年明けに改めて査定を依頼する形になります。ただし、相場感をつかんで交渉材料にすることはできます。
年末に売りたい場合の現実的な対処法
| 状況 | おすすめの行動 |
| 12月中旬までに行動できる | 今すぐ複数社に査定依頼→年式切り替え前に売却完了 |
| 12月下旬に急ぎで売りたい | 複数社比較は必須。1社だけだと相場より低額になりやすい |
| 年明けに売ってもいい | 1月中旬〜2月を狙う。在庫補充需要で高値が出やすい |
| 廃車・不動車 | 年末年始の影響が小さいため、今すぐ問い合わせOK |
売却タイミング別チェックリスト
自分の状況に応じて、以下を確認してから動き出しましょう。
今年中(12月)に売りたい場合
- □ 12月中旬までに複数社(3社以上)に査定を依頼した
- □ 年式の切り替えタイミングを理解している
- □ 業者の年末年始休業日を確認した
- □ 自賠責・任意保険の解約タイミングを保険会社に相談した
- □ 自動車税の還付見込みを確認した(自動車税還付ガイド)
年明け(1月〜2月)に売りたい場合
- □ 1月中旬以降に複数社へ査定依頼する予定がある
- □ 年式が切り替わっても売却価格が大きく変わらない車種か確認した
- □ 3月まで待てるならさらに高値が期待できることも知っている
- □ 業者の年始キャンペーンを調べてみた
廃車・不動車の場合
- □ 年末年始の影響が小さいことを理解した
- □ 廃車専門業者に問い合わせた(廃車業者の比較はこちら)
- □ 鉄スクラップ相場の現状を把握した(相場は業者が教えてくれることも多い)
まず複数社に査定を依頼してみましょう
年末年始でも、複数社の金額を比べれば相場感がつかめます。どの時期に売るにしても、1社だけで決めると損をするリスクが高まります。
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よくある質問
年末年始に車を売ると損をしますか?
一般的には12月下旬〜1月上旬の年末年始は査定額が下がりやすい傾向があります。理由は大手オークションの休会期間中に業者が在庫リスクを避けるためです。ただし廃車・古い車・不動車はオークション相場の影響を受けにくいため、一般乗用車ほど影響が出ない場合もあります。
年末年始の車買取で業者は休業しますか?
多くの買取業者は12月29日〜1月3日ごろを休業日とすることが多いです。ただしウェブからの査定申し込みや電話受付は年中無休の業者も増えています。実際の査定訪問・手続きは年明け以降になる場合があるため、年末に車を売りたい場合は12月中旬までに動き出すのがおすすめです。
車を高く売るなら何月がいちばんいいですか?
一般的に3月と9月は中古車市場が活況になるため査定額が上がりやすい時期とされています。3月は決算期・新生活準備の需要、9月は秋の新車発売シーズンに合わせた在庫補充需要が重なります。年式が変わる前の11〜12月初旬も駆け込み需要で一時的に査定額が上がることがあります。
1月2月に車を売るのはありですか?
1月中旬〜2月は、年末年始の在庫不足を補充したい買取業者が増えるため、業者によっては積極的な高値買取が期待できる時期です。大手一括査定サービスを使って複数社を比較すれば、このタイミングで思ったより高い査定額が出るケースもあります。年末より1〜2月に売るほうが結果として高くなる場合もあります。
廃車・不動車も年末年始は査定額が下がりますか?
廃車や不動車は一般的なオークション相場の影響をあまり受けません。廃車の価値はスクラップ金属の相場や部品の流通価格が主な決定要因となるため、年末年始のシーズン要因より車種・状態・鉄スクラップ相場の影響が大きいです。緊急の場合は年末年始でも廃車専門業者に相談してみてください。
※ 査定額の傾向はあくまでも一般的な目安です。車種・状態・業者・市場環境によって大きく異なります。本記事はアフィリエイト広告を含みます。
この記事を書いた人
carjoho.com 編集部|元自動車買取スタッフの視点を交え、車の売却・買取情報を中立的にお届けしています。年末年始の相場動向については実務経験をもとに執筆しています。