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車のスクラップと買取の違い|廃車前に査定すべき3つの理由【2026年版】
最終更新日:2026年3月25日
この記事の結論
スクラップは
最後の手段。鉄くずとしての価値しか得られず、費用もかかる
まずやるべきは
買取査定で値段がつくか確認すること(無料・ノーリスク)
不動車・事故車でも
海外需要やパーツ価値で値段がつくケースは多い
それでもダメなら
スクラップ(解体)を検討。還付金の手続きも忘れずに
この記事の目次
スクラップと買取の違い【比較表】
スクラップにする前に買取査定を受けるべき3つの理由
こんな車でも買取できる可能性がある
スクラップの費用目安と手続きの流れ
よくある質問
スクラップと買取の違い【比較表】
「もう乗れないから」「古すぎるから」とスクラップを考える方は多いですが、スクラップと買取では手元に残るお金や手間に大きな差があります。まずは両者の違いを比較してみましょう。
比較項目 スクラップ(解体) 買取(業者への売却)
手元に入るお金 鉄くずの重量分のみ(数千円〜数万円程度) 車種・状態により数万円〜数十万円になることも
かかる費用 レッカー代・解体費用・抹消登録費用が発生する場合あり 出張査定・引取り無料の業者が多い
手間 解体業者の手配+運輸支局での抹消登録手続きが必要 査定依頼後は業者が手続きを代行してくれることが多い
所要期間 解体+手続きで数日〜数週間 査定当日〜数日で完了するケースが多い
還付金 自動車税・重量税・自賠責の還付手続きが別途必要 買取額に含まれるか、業者が代行するのが一般的
ポイント: スクラップは車を鉄の塊として処分する方法です。一方、買取は車としての価値(海外需要・パーツ・中古部品など)を評価してもらえるため、同じ車でも受け取れる金額に差が出ます。
スクラップにする前に買取査定を受けるべき3つの理由
理由1:海外では日本の中古車に高い需要がある
日本国内では価値がないと思われる車でも、海外市場では高い人気を持つケースがあります。特にアフリカ・東南アジア・中東などでは、日本車の耐久性と品質が高く評価されており、10年以上経過した車や10万km超の車でも積極的に買い取られています 。
海外への販路を持つ買取業者に査定を依頼すれば、国内相場だけでは見えなかった車の価値が分かることがあります。
理由2:パーツ単体に価値がある
車全体としては走れない状態でも、エンジン・トランスミッション・ドア・ライト・カーナビなど、パーツ単体で見ると需要のある部品 が数多く残っている場合があります。
解体業者に自分で持ち込むと鉄くずとしてしか評価されませんが、買取業者であればパーツの価値も含めて査定してもらえるため、その分だけ手元に残る金額が増える可能性があります。
理由3:鉄スクラップの相場は変動する
鉄スクラップの国際相場は常に変動しています。相場が下がっているタイミングでスクラップに出すと、受け取れる金額はさらに少なくなります。
一方、買取業者の査定額は鉄相場だけでなく、車種の人気度・パーツの状態・海外需要など複数の要素で決まるため、鉄相場に左右されにくい というメリットがあります。経済産業省の鉄鋼・非鉄金属統計 でも鉄スクラップ価格の変動幅は大きく、売却のタイミングで損得が分かれることが確認できます。
買取査定を先に受けるメリットまとめ
無料・ノーリスクで車の市場価値が分かる
海外需要やパーツ価値を含めた査定が受けられる
スクラップより手元に残る金額が多くなる可能性が高い
手続きの手間も業者に任せられる
スクラップを決める前に、まず無料査定
不動車・事故車・過走行車でも値段がつく可能性があります。複数業者の査定額を比較して、最もお得な方法を選びましょう。
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こんな車でも買取できる可能性がある
「こんな状態の車を買い取ってもらえるのか?」と不安に思う方も多いですが、以下のような車でも買取実績のある業者は存在します。
車の状態 買取の可能性 理由
不動車(エンジンがかからない) あり 海外で修理して再販、またはパーツとして流通
10年落ち以上 あり 海外では年式より走行距離と状態を重視する市場が多い
事故車・修復歴あり あり フレーム以外のパーツに価値がある場合が多い
過走行(10万km〜20万km超) あり 日本車のエンジンは海外で高耐久と評価されている
車検切れ あり 買取に車検の有無は影響しにくい
水没車 ケースによる 電装系が無事なパーツは需要あり。要個別査定
注意: 上記はあくまで「買取の可能性がある」という目安です。実際の査定額は車種・年式・状態・市場状況によって大きく異なります。値段がつかないケースもあるため、必ず実際の査定を受けて確認してください。
不動車の買取について詳しくは「不動車の無料引取り・買取サービス 」、廃車費用については「廃車にかかる費用の目安 」で解説しています。
スクラップの費用目安と手続きの流れ
買取査定で値段がつかなかった場合や、車の状態がどうしても厳しい場合は、スクラップ(解体処分)を検討することになります。スクラップにかかる費用と手続きの流れを確認しておきましょう。
スクラップにかかる費用の目安
費用項目 目安金額 補足
レッカー代(自走できない場合) 1万〜3万円程度 距離や業者によって変動
解体費用 1万〜2万円程度 リサイクル預託金の支払い状況による
永久抹消登録の手続き費用 数百円〜数千円程度 自分で行う場合は印紙代のみ
業者への代行手数料 5,000円〜1万円程度 自分で手続きする場合は不要
リサイクル預託金について: 車の購入時にリサイクル預託金を支払い済みであれば、解体時の費用が軽減されます。リサイクル券を確認して、預託金の支払い状況を把握しておきましょう。
自動車リサイクルシステム のサイトで預託状況を確認できます。
スクラップの手続きの流れ
1
解体業者を探して依頼する
自治体の許可を受けた解体業者(引取業者)に連絡し、車の引き渡し日を決めます。レッカーが必要な場合は手配も依頼します。
2
車を引き渡す
車検証・自賠責保険証・リサイクル券とともに車を引き渡します。解体業者から「使用済自動車引取証明書」を受け取ってください。
3
永久抹消登録を行う
管轄の運輸支局で永久抹消登録の手続きを行います。必要書類は、車検証・印鑑証明書・実印・使用済自動車引取証明書・ナンバープレートなどです。
4
還付金の手続きを行う
永久抹消登録と同時に、自動車重量税の還付申請ができます。自動車税の還付は都道府県税事務所から通知が届きます。自賠責保険の解約返戻金は保険会社に連絡して手続きします。
スクラップと買取、どちらを選ぶべき?
まずは買取査定(無料)を受けて値段がつくか確認する
複数の業者に査定を依頼して比較する
買取額がゼロ円と言われた場合にスクラップを検討する
スクラップの場合も複数の解体業者から見積もりを取る
還付金(自動車税・重量税・自賠責)の手続きを忘れない
10年以上乗った車の売却については「10年落ちの車を高く売る方法 」、車を高く売るコツは「車を高く売るための完全ガイド 」、買取業者の比較は「車買取業者の比較 」で詳しく解説しています。
スクラップにする前に、愛車の価値を確認しませんか?
不動車・事故車・10年落ちでも値段がつくケースは珍しくありません。まずは無料の一括査定で相場を把握しましょう。
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よくある質問
Q. 車をスクラップにするのと買取に出すのはどちらが得ですか?
A. 多くの場合、買取に出す方が手元に残るお金は多くなります。スクラップでは鉄くずとしての価値(数千円〜数万円程度)しか得られませんが、買取では海外輸出需要やパーツ単体の価値が上乗せされるため、同じ車でも査定額が大きく変わることがあります。まずは買取査定で金額を確認し、それでも値段がつかなければスクラップを検討するのが賢い順番です。
Q. スクラップにかかる費用はいくらですか?
A. スクラップ(解体)にかかる費用は、レッカー代が1万〜3万円程度、解体費用が1万〜2万円程度、抹消登録の手続き費用が数千円程度が目安です。ただし、リサイクル預託金を支払い済みであれば解体費用が軽減されるケースもあります。業者によって料金設定が異なるため、事前に見積もりを取ることをおすすめします。
Q. 動かない車でも買取してもらえますか?
A. はい、動かない車(不動車)でも買取してもらえる可能性があります。エンジンがかからなくても、海外では修理して再販されたり、使えるパーツだけを取り外して中古部品として流通させたりする需要があります。不動車を専門に扱う買取業者もあるため、スクラップを決める前に査定を受けてみる価値はあります。
Q. スクラップにする場合の手続きの流れは?
A. 車をスクラップにする場合は、(1)解体業者に依頼して車を引き渡す、(2)解体業者から使用済自動車引取証明書を受け取る、(3)運輸支局で永久抹消登録を行う、(4)自動車税・重量税・自賠責保険の還付手続きを行う、という流れになります。業者に一括で依頼できるケースもあるため、事前に確認しましょう。
Q. 鉄スクラップの相場は買取額に影響しますか?
A. はい、鉄スクラップの相場は車の買取額に影響します。鉄の国際相場が高い時期は、解体後の鉄くずとしての価値も上がるため、買取業者の査定額にもプラスに反映されることがあります。ただし、鉄相場は日々変動するため、タイミングによって金額差が出ることも理解しておきましょう。
※ 情報は2026年3月時点の内容です。最新情報は公式サイト等をご確認ください。本記事はアフィリエイト広告を含みます。
この記事を書いた人
廃車ナビ編集部|車の売却・買取に関する情報を、中立的な立場でわかりやすくお届けしています。記事内容は定期的に見直し、最新の情報を反映するよう努めています。