最終更新日:2026年8月2日
2026年8月時点のテスラ モデル3の買取相場は97万円〜480万円が目安です。この幅の広さは、旧型と新型(ハイランダー世代)の混在、グレード差、FSDオプションの有無、バッテリー状態など複数の要素が重なることで生まれています。
モデル3の買取査定で最も注意が必要なのは、業者間での査定差が非常に大きい点です。carjoho.com編集部の調査では、2022年式・ロングレンジAWD・走行4万kmの個体を複数業者に査定依頼したところ、最高額と最低額の差が40〜70万円になるケースが確認されています。
モデル3は2024年に「ハイランダー」と呼ばれる大幅改良を受けており、旧型(〜2023年)と新型(2024年〜)で相場が大きく異なります。
| グレード / 世代 | 年式目安 | 買取相場の目安 |
|---|---|---|
| RWD(旧型) | 2019〜2023年式 | 145〜230万円程度 |
| RWD(新型・ハイランダー) | 2024年〜 | 250〜370万円程度 |
| ロングレンジ AWD(旧型) | 2019〜2023年式 | 160〜280万円程度 |
| パフォーマンス(旧型) | 2019〜2023年式 | 200〜350万円程度 |
| パフォーマンス(新型) | 2024年〜 | 300〜480万円程度 |
※上記は参考値です。走行距離・バッテリー状態・オプション装備により変動します。
2024年の新型投入後、旧型モデル3の中古相場は一定の下落圧力を受けています。新型と旧型では内外装・航続距離・充電速度に明確な差があるため、買い手が新型を選びやすくなっているためです。旧型を保有している方は、早めの売却判断を検討する価値があります。
テスラのFSD(Full Self-Driving、フル自動運転機能)は新車時に約200万円で購入できるオプションです。査定への影響はあるものの、購入価格の200万円がそのまま上乗せされるわけではありません。
2023年以降、テスラはFSDをサブスクリプション型に移行しています。車両購入時にFSDライセンスを購入していた場合とサブスクの場合では査定の扱いが異なることがあります。査定時に確認しておきましょう。
モデル3はリチウムイオンバッテリーを搭載しており、使用年数と充放電回数に応じてバッテリー容量が低下します。このバッテリーSOH(残存容量率)が査定に直接影響します。
| バッテリーSOH | 査定への影響の目安 |
|---|---|
| 95%以上 | 標準または高評価 |
| 85〜94% | ほぼ標準査定額 |
| 80〜84% | 10〜25万円程度のマイナス評価になることがある |
| 80%未満 | 20〜50万円以上のマイナス評価になるケースがある |
※参考値。業者・相場状況によって変わります。
テスラはスーパーチャージャー(急速充電)の使用頻度が多いほどバッテリーへの負荷が高まる傾向があります。日常的に自宅の普通充電を活用し、充電残量を20〜80%の範囲で管理することがバッテリー長寿命化に効果的です。売却を検討している方は、バッテリー状態をテスラアプリで確認してから査定に臨むことをおすすめします。
テスラ・輸入EV専門と明示している業者はバッテリー診断・FSD評価・海外転売ルートを持っており、一般業者より高い査定額を提示できることがあります。外車専門買取・テスラ専門買取と名乗る業者を一括査定に組み合わせることが基本です。
1社のみに依頼すると相場がわからないまま売却が完了します。複数社に同時依頼することで最高額を把握し、交渉材料にもなります。業者間の競争が査定額を引き上げるケースがあります。
テスラはOTA(Over-the-Air)アップデートで定期的にソフトウェアが更新されます。最新バージョンになっている個体は査定員への印象が良く、軽微なプラス評価につながることがあります。査定前にアップデートの確認をしておきましょう。
テスラは正規サービスセンターでの点検記録があると査定評価が上がりやすい傾向があります。またテスラアプリで確認できる充電履歴・走行履歴を査定員に見せることで、バッテリーの使い方が適切であることを示せます。
テスラが新型モデル3の情報を発表すると、現行モデルの中古相場が下落するケースがあります。2024年のハイランダー登場時も旧型相場が下落しました。海外テスラコミュニティや専門メディアで新型情報を追い、発表前に動くことが有効です。
テスラは新車価格を不定期に変更します。値下げが発表されると中古相場も追随するため、値下げ発表後に売却すると損をするリスクがあります。値下げ発表前に査定を取っておくことが重要です。
車検前は売却の好機です。次の車検費用(6〜10万円程度)をかける前に手放すことで、出費を抑えながら売却できます。車検が迫ってくると「早く売りたい」という心理が生まれ、業者側に足元を見られることがあるため、余裕を持って動くことをおすすめします。
同じテスラのEVでも、モデル3(セダン)とモデルY(SUV)ではリセールの傾向が若干異なります。
| 比較項目 | モデル3 | モデルY |
|---|---|---|
| 流通台数 | 中程度 | 多い(国内EV販売台数上位) |
| 需要層 | スポーツセダン好み・走り重視層 | ファミリー・実用SUV層 |
| パフォーマンスグレードの相場 | 高値がつきやすい(希少性あり) | 高値だが台数も多い |
| リセール下落リスク | 新型投入のタイミングで大きく動く | 台数増加による需給緩和に注意 |
どちらも「複数社への同時査定」と「輸入EV対応業者の活用」が高値売却の基本です。モデルYとの比較で迷っている方はテスラ モデルYの買取相場記事も参照ください。