最終更新日:2026年8月10日
モデルYとモデル3はどちらもテスラの主力EV(電気自動車)ですが、ボディタイプとターゲット層が異なります。モデルYはSUV型・最大7人乗りで荷室も広く、ファミリー層や多目的な使い方に向いています。モデル3はセダン型でスポーティな走りと航続距離の長さが特徴で、一人または夫婦での利用・長距離通勤に向いています。
| 比較項目 | モデルY(SUV) | モデル3(セダン) |
|---|---|---|
| ボディタイプ | SUV・ハッチバック系 | セダン |
| 乗車人数(最大) | 5〜7人(オプション) | 5人 |
| 荷室容量 | 2,158L(フランク含む) | 682L(フランク含む) |
| 新車価格(RWD) | 579万円〜 | 524万円〜 |
| リセール傾向 | やや高め | やや低め |
「どちらが正解か」は使い方次第ですが、carjoho.com編集部が強調したいのは「売却時の価値」まで含めて比較することです。購入価格だけで判断すると、長期的に見てモデルYのほうがトータルコストが低くなるケースがあります。
2026年8月現在の新車価格(参考)は以下の通りです。
| グレード | 新車価格(目安) |
|---|---|
| モデル3 RWD | 524万円〜 |
| モデル3 ロングレンジAWD | 649万円〜 |
| モデルY RWD | 579万円〜 |
| モデルY ロングレンジAWD | 699万円〜 |
国の電気自動車補助金(CEV補助金)は、モデル3・モデルYともに対象になるケースがありますが、補助金額は年度・グレードによって変わります。2026年度の補助金上限は一般乗用EVで最大85万円程度が目安とされています。詳細は経産省の最新情報を確認してください。
EVの選択において航続距離は重要な指標です。ただし、メーカー公称値は理想的な条件下での数値であり、実際の走行では気温・エアコン使用・走行速度によって20〜30%減ることがあります。
| グレード | 公称航続距離(目安) |
|---|---|
| モデル3 RWD | 約513km |
| モデル3 ロングレンジAWD | 約629km |
| モデルY RWD | 約455km |
| モデルY ロングレンジAWD | 約533km |
同グレードで比較するとモデル3のほうが航続距離は長い傾向があります。モデルYはボディが大きく重量があるため、同じバッテリー容量でも消費が多くなります。長距離ドライブを頻繁にする方にとってはモデル3のほうが充電頻度を減らせるメリットがあります。
積載性と日常の使い勝手では、モデルYが大きく優位です。
モデルYのラゲッジスペースは後席折りたたみで最大2,158L(フランクを含む)、モデル3はトランク+フランク合計で682L程度です。自転車・ベビーカー・アウトドア用品など大型荷物を頻繁に積む方にはモデルYが圧倒的に有利です。
モデルYにはオプションで3列シート(7人乗り)が追加可能です。小さなお子さんがいるファミリーや、たまに人数が多くなる使い方には便利な機能です。モデル3には3列シートオプションはありません。
SUVであるモデルYは車高が高く、チャイルドシートの取り付け・子どもの乗せ降ろしがしやすい点もファミリーに支持される理由の一つです。
carjoho.com編集部が注目するのが「リセールバリューの違い」です。テスラは新車価格を頻繁に変更するため、中古相場の読みにくさは両モデル共通ですが、モデルYのほうがリセールで有利になるケースが多い傾向があります。
モデル3はスポーティな走りと価格の手ごろさから根強いファンがいますが、中古市場での価格帯がモデルYより低いため、値下がり幅は小さいが絶対値も低くなりやすい傾向があります。
電気代・保険料・車検費用の基本部分は両モデルで大きな差はありませんが、細部では差が出ます。
| 維持費項目 | モデルY | モデル3 |
|---|---|---|
| タイヤ費用(年間目安) | やや高め(車重が重い) | 標準的 |
| 自動車重量税 | やや高め | 標準的 |
| 電気代(充電) | やや多い(航続距離が短い分、充電頻度増) | やや少ない |
| 駐車場・機械式対応 | 全高が高く機械式不可の場合あり | 機械式対応しやすい |
都市部の機械式駐車場を使う方や、月極駐車場の高さ制限がある方はモデル3のほうが選択肢が広い場合があります。購入前に駐車場の高さ制限(モデルYは約1,624mm)を必ず確認してください。
carjoho.com編集部が独自の視点として強調したいのが「売却を見据えた選択」です。購入時の価格差よりも、3〜5年後に手放すときの価値の差がトータルコストに大きく影響します。
仮にモデルY(RWD・579万円)とモデル3(RWD・524万円)を同時期に購入・売却した場合、購入時の差額は55万円ですが、3年後の売却価格がモデルYのほうが30〜50万円高い場合、実質的な負担差は縮小または逆転します。