トヨタ カムリ 買取相場はいくら?年式別・グレード別の目安と高く売るコツ【2026年版】
国内では全車ハイブリッド専売として2017年から現行モデルが販売されており、スポーティなWSグレードが中古市場でも人気を集めています。
一方で法人使用・法人リース返却車が多く走行距離が増えやすい傾向があるため、整備記録の整理と複数社比較が高値売却の鍵になります。
トヨタ カムリ 買取相場の全体像【2026年最新】
トヨタカムリ(XV70型)は2017年7月に登場したミドルサイズセダンです。国内では全車2.5Lハイブリッド専売として販売されており、「TNGA」プラットフォームによる走行性能の高さと燃費性能を両立したモデルとして評価されています。
買取市場においても、カムリはハイブリッドセダンとして一定の需要があります。特に2021年一部改良後のモデルはディスプレイオーディオの刷新や安全装備の強化が評価されており、改良前モデルと比べて相場が高めに推移しやすい傾向があります。
一方で、カムリは法人向けリース・社用車としての利用が多く、走行距離が多めの個体が流通しやすい特徴があります。走行距離は査定に大きく影響するため、整備記録の整理と複数社への比較査定が重要です。
相場全体の目安(参考)
2017〜2020年式:90万〜220万円前後が目安
2021年〜改良後:140万〜280万円前後が目安
2023年式以降:200万〜330万円前後が目安
※走行距離・状態・グレード・市場タイミングにより変動します
年式別の買取相場目安
カムリXV70型は2017年から現行まで継続販売されており、年式と2021年改良の前後で相場帯が異なります。以下は目安として参考にしてください。実際の査定額は個体の状態・グレード・走行距離により変動します。
2017〜2020年式の買取相場目安
登場時のモデルにあたる2017〜2020年式は、2021年改良で刷新されたディスプレイオーディオや安全装備の強化が反映されていないため、改良後モデルと比べると相場が低めになりやすい傾向があります。法人リース返却車として走行距離が多い個体も流通しており、状態次第で査定が大きく変わります。
| グレード | 年式目安 | 走行距離目安 | 買取相場の目安 |
|---|---|---|---|
| G | 2017〜2020年 | 5万〜10万km | 90万〜150万円前後が目安 |
| G Leather Package | 2017〜2020年 | 5万〜9万km | 110万〜180万円前後が目安 |
| WS | 2017〜2020年 | 4万〜8万km | 140万〜200万円前後が目安 |
| WS Leather Package | 2017〜2020年 | 4万〜8万km | 160万〜220万円前後が目安 |
2021年〜改良後の買取相場目安
2021年の一部改良では、ディスプレイオーディオの大型化(8インチ→9インチ)、Toyota Safety Sense(第2世代)の全車標準装備化、ETC2.0の標準装備などが実施されました。これらの改良が中古市場でも評価され、改良前モデルとの相場差が出やすい傾向があります。
| グレード | 年式目安 | 走行距離目安 | 買取相場の目安 |
|---|---|---|---|
| G(改良後) | 2021〜2022年 | 3万〜7万km | 140万〜190万円前後が目安 |
| G Leather Package(改良後) | 2021〜2022年 | 3万〜7万km | 160万〜220万円前後が目安 |
| WS(改良後) | 2021〜2022年 | 2万〜6万km | 190万〜250万円前後が目安 |
| WS Leather Package(改良後) | 2021〜2022年 | 2万〜6万km | 210万〜280万円前後が目安 |
2023年式以降の買取相場目安
2023年以降のモデルは比較的走行距離が少ない個体が多く、状態の良い個体は相場も高めを維持しやすい傾向があります。特にWSグレードは中古市場での需要が厚く、業者間の競争が生まれやすいため、複数社への査定依頼が特に有効です。
| グレード | 年式目安 | 走行距離目安 | 買取相場の目安 |
|---|---|---|---|
| G | 2023〜2024年 | 1万〜4万km | 200万〜250万円前後が目安 |
| G Leather Package | 2023〜2024年 | 1万〜4万km | 220万〜270万円前後が目安 |
| WS | 2023〜2024年 | 1万〜3万km | 260万〜310万円前後が目安 |
| WS Leather Package | 2023〜2024年 | 1万〜3万km | 280万〜330万円前後が目安 |
グレード別相場の特徴
G(ベースグレード)
Gはカムリのベースグレードです。装備はシンプルですが、2.5Lハイブリッドシステムと基本的な安全装備は全て搭載されています。法人ユースで使われるケースが多いグレードで、走行距離が多い個体が流通しやすい傾向があります。
G Leather Package
G Leather Packageは本革シートを追加した上位グレードです。内装の質感が高く、個人ユースでの需要が比較的高めです。シートの状態が良好であれば、標準グレードよりプラスに評価されやすい傾向があります。
WS(スポーティグレード)
WSはスポーティなエクステリア(専用フロントバンパー・18インチアルミホイール等)を持つグレードで、中古市場での人気が高い傾向があります。個人ユースでの購入が多いため走行距離が少ない個体も比較的多く、査定でも評価されやすい傾向があります。
WS Leather Package
WS Leather PackageはWSに本革シートを追加した最上位グレードです。スポーティな外観と本革内装の組み合わせが中古市場でも人気で、同年式の他グレードと比べて相場が高めになりやすい傾向があります。
法人使用・リース返却車が査定に与える影響
カムリは企業の社用車・役員車・営業車としての利用が多いモデルです。そのため、中古市場に流通するカムリには法人リース返却車が一定数含まれており、走行距離が多めの個体が流通しやすい特徴があります。
法人使用の査定への影響
- 走行距離が多い傾向がある:年間2〜3万kmを超える走行距離になっているケースがある
- 定期整備が行われているケースがある:法人向けメンテナンスパックや定期点検の記録が残っている個体は評価されやすい
- 内装の傷・汚れが多い場合がある:多くのドライバーが使用した個体は内装の状態が下がりやすい
法人ユース車であっても、整備記録が充実していて走行距離に比して状態が良い個体は、複数社への査定で適切な評価を引き出せる可能性があります。
ハイブリッドバッテリーと査定の関係
カムリは全車ハイブリッドのため、ハイブリッドバッテリーの状態が査定に影響する場合があります。以下の点を事前に確認しておくことが重要です。
バッテリー関連の確認ポイント
- ハイブリッドシステム警告灯:点灯している場合は査定で大幅減点となる可能性がある
- バッテリー交換歴:交換歴がある場合は事前に申告することが基本。交換済みであれば「バッテリーが新しい」としてプラスに見るケースもある
- 燃費の著しい低下:バッテリー劣化のサインとして査定員が確認することがある
通常の使用範囲(年間1〜2万km程度)であれば、2017年式のカムリでも現役で使用できるケースが多いですが、走行距離が非常に多い(15万km超など)個体はバッテリー状態の確認を査定前にしておくと安心です。
走行距離・色・装備が相場に与える影響
走行距離の影響
カムリは法人ユースが多いことも影響し、走行距離は特に重要な査定要素です。
| 走行距離帯 | 相場への影響傾向 |
|---|---|
| 3万km未満 | 「超低走行」として高評価になりやすい |
| 3万〜6万km | 標準的な評価圏内 |
| 6万〜10万km | 走行距離によるマイナス評価が出始める |
| 10万km超 | 相場から大きく下がるケースあり。整備記録が重要 |
ボディカラーの影響
カムリで買取評価が高くなりやすい傾向があるのは、ブラック・ホワイトパール・シルバーメタリックなどの定番人気色です。特にブラックはWSグレードのスポーティなデザインとの相性が良く、中古市場での需要が高い傾向があります。赤・青などの個性的なカラーは好みが分かれるため、査定で不利になりやすい場合があります。
オプション装備の影響
カムリの査定額にプラスになりやすい装備として以下のようなものが挙げられます。
- 本革シート(Leather Package):状態良好であれば評価プラスになりやすい
- 純正ナビ・ETC2.0:実用装備として査定プラスになりやすい
- ドライブレコーダー(純正品):付属品として評価されやすい
- スペアキー・取扱説明書・整備記録簿:査定時に必ず確認されるポイント
カムリを高く売る5つのコツ
コツ1:複数社に同時査定依頼する
最も効果的なのは、複数の買取業者に並行して査定依頼することです。カムリは業者によって在庫ニーズが異なるため、1社だけでは相場の最高値を確認できません。一括査定サービスを利用すれば、1回の入力で複数社の見積もりを比較でき、業者間の競争で高値が引き出しやすくなります。
コツ2:整備記録を整理して提示する
整備記録簿(ディーラー・認定店での点検記録)が揃っている場合は、査定時に必ず提示しましょう。特に走行距離が多い個体ほど、定期メンテナンスが行われていることのアピールが重要です。法人ユース車でも整備記録が充実していれば評価につながるケースがあります。
コツ3:付属品を確認してから査定に臨む
スペアキー・取扱説明書・純正フロアマット・ホイールキャップ(または純正ホイール)などの付属品を査定前に確認・用意しておきましょう。紛失している場合は事前に申告することが基本です。
コツ4:洗車と室内清掃で印象を整える
査定員は外装・内装の状態をチェックします。洗車や室内清掃で全体的な印象を整えることは有効です。シート・ダッシュボード・ドア内張りの汚れ、タバコ臭は減点要素として見られやすいため、事前に対処しておくと査定時の印象が変わります。
コツ5:売却タイミングを意識する
カムリは現行モデルが継続販売中ですが、フルモデルチェンジの情報が出た場合は旧型の相場が下がりやすい傾向があります。乗り換えや買い替えを考えているなら、早めに複数社へ査定を依頼して現在の相場を把握することが最初のステップです。走行距離が増えるほど査定額が下がりやすいため、売り時を先延ばしにしないことも重要です。
よくある質問
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